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【市況】心理的なボトム形成が意識されやすい水準/後場の投資戦略


日経平均 : 17155.85 (-489.26)
TOPIX  : 1393.82 (-44.85)


[後場の投資戦略]

 大阪225先物は一時17050円まで下げ幅を拡大させており、ナイトセッションでつけた直近安値水準まで一気に下げてきている。心理的なボトム形成も意識されやすく、ここからは下げ渋りをみせたいところであろう。もっとも、9割を超える銘柄が下げているほか、今後決算発表が本格化する中、中国経済の鈍化によって下方修正が意識されてきているため、値ごろ感のみでは買いを入れづらいところではある。内需系のほか、先物等に振らされない、新興市場の中小型株などに、短期筋の値幅取り狙いの資金が向かいやすいと考えられる。

 その他、マイナンバーなどのテーマ株などへは押し目買い意欲が強そうだ。さらに、米アップルは28日、スマートフォンの新モデル「iPhone 6s」シリーズの販売が発売後3日間で1300万台を超え、過去最高を更新したと発表。中国の経済減速懸念の中での最高更新により、安心材料に。売り一巡後の押し目買い意欲は強そうだ。
《TT》

 提供:フィスコ

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