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【市況】東京株式(前引け)=商い低調で反落も値上がり銘柄数多い

 28日前引けの日経平均株価は前週末比203円安の1万7677円と反落。前場の東証1部の売買高概算は9億3958万株、売買代金概算は9896億円。値上がり銘柄数は903、対して値下がり銘柄数は855、変わらずは101銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前週末の米国株市場で4~6月期のGDP上方修正を受けNYダウが続伸したことが、追い風となったものの、日経平均は前週末に急伸した反動もあって売りに押され気味となった。きょうは9月末の配当落ち日で日経平均には110円程度の下押し圧力が働いていることも影響した。また週明けで商いも低調、前場の売買代金は1兆円大台を下回った。ただ、値上がり銘柄数が値下がりを上回るなど、中小型株中心に個別株物色の流れは継続している。
 個別にはヤマダ電機<9831>が高く、三晃金<1972>は急伸、クミアイ化<4996>なども値を飛ばした。JPHD<2749>、オービック<4684>なども大幅高。半面、東洋鋼鈑<5453>が急落、三井物<8031>、三菱商<8058>など総合商社が安く、ミネベア<6479>、カプコン<9697>なども安い。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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