市場ニュース

戻る
 

【通貨】NY為替:ドル・円は120円57銭、米年内利上げ観測再燃も政府機関閉鎖懸念がドル圧迫


25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、121円23銭まで上昇後、120円45銭まで反落して120円57銭で引けた。予想を上振れた米国の4-6月期国内総生産(GDP)確定値、イエレンFRB議長の前日の発言を受けて、年内の利上げ観測が再燃。また、世界経済への懸念が払拭されたことで株高となり、ドル買い・円売りが強まった。しかし、その後、米下院のジョン・ベイナー議長の突然の辞任表明を受けて、債務上限引き上げ、暫定予算案の協議が物別れに終わったとの思惑が広がり、政府機関閉鎖への懸念からドル売りに転じた。


ユーロ・ドルは、1.1125ドルへ下落後、1.1213ドルまで上昇し1.1197ドルで引けた。ドル主導で、ユーロ売り先行の後、ユーロ買いが盛り返した。ユーロ・円は、134円79銭から135円34銭まで上昇した。


ポンド・ドルは、1.5136ドルへ下落後、1.5207ドルへ上昇。ドル・スイスは、0.9819フランから0.9746フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均