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【通貨】外為サマリー:1ドル120円40銭台へ上昇、下値に値ごろ感の買いも

 25日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時10分過ぎ時点で1ドル=120円40銭台に上昇。午後1時30分頃までは120円10銭台での往来相場が続いていたが、その後は下値に買いが流入し値を上げ、上値抵抗線である120円50銭を視野に入れた展開となっている。
 イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長が講演で、年内の利上げの可能性を示唆したことを受け、全般堅調な値動きとなった。また、安倍首相が「国内総生産(GDP)600兆円の達成を掲げた」ことも、「経済活性化に向け日本経済にはプラス要因」(アナリスト)との見方があり、リスクオンによるドル高・円安の動きが強まった。
 今晩は米4~6月期のGDP確定値が発表される。また、米中首脳会談の内容も関心を集めている。
 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1150ドル前後と軟調に推移。対円では1ユーロ=134円40銭台と午後1時以降、じり高基調にある。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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