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【通貨】外為サマリー:1ドル120円ライン挟み一進一退、イエレン議長の講演に注目

 24日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時過ぎ時点で1ドル=120円02銭前後で推移。午後2時30分過ぎには119円90銭台に値を下げており、午後に入りやや狭い値幅のなか120円ラインを巡る一進一退が続いた。
 日経平均株価は大引けにかけ500円近い下落となったが、午前11時過ぎに119円86銭まで下落した後は、下げ渋る展開となった。きょうのニューヨーク市場でイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されていることから、午後に入り手控え気分が強まった面もあったようだ。9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げは見送られたが、今後の米金融政策に対する不透明感が強まっており、同議長の講演から方向性を読み取ろうという動きは強い。
 ただ、何の手掛かりもない肩透かしの内容となった場合は、リスク回避姿勢の強まりからドル売り・円買いが強まる可能性もある。今晩のニューヨーク市場では、米8月耐久財受注や米8月新築住宅販売件数などの発表が予定されている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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