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【市況】日経平均は大幅続落、外部環境の不透明感から500円近い下落/相場概況


日経平均は大幅続落。シルバーウィークの連休中における海外市場の不安定な流れを受けて、日経平均は266円安からスタートした。寄り付き直後に一時17800円台半ばまで値を戻したが、独フォルクスワーゲンによる不正ソフト問題や、連休中に発表された中国の低調な経済指標などが嫌気され、前引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。売りが一巡すると、後場は17700円を挟んだ小動きが続いたが、大引けにかけて売られ本日の安値で取引を終えた。

大引けの日経平均は前週末比498.38円安の17571.83円となった。東証1部の売買高は23億7190万株、売買代金は2兆7465億円だった。業種別では、機械が5%下げたほか、非鉄金属、鉄鋼、電気機器が下落率上位だった。一方、上昇したのは小売業のみだった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>、KDDI<9433>など売買代金上位は全般軟調。ソフトバンクグ<9984>が6%超下げたほか、マツダ<7261>や日本ガイシ<5333>は7%近い下落に。また、わらべや<2918>、アイダ<6118>、ジェイテクト<6473>などが東証1部下落率上位となった。一方、7&IHD<3382>が2%超上昇したほか、JR東<9020>もプラスを確保した。またファインデック<3649>、リソー教育<4714>、肥後銀<8394>などが東証1部上昇率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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