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【材料】林兼産が大幅高、TPP関連テーマで物色人気継続

 林兼産業<2286>が全般悪地合いの間隙を縫って大幅上昇、一時9.5%高と気を吐いた。TPP交渉に参加する日米など12カ国は30日から米国で閣僚会合を控えており、食肉などの関税引き下げで原料安メリットを享受するTPP関連としてテーマ買いが継続している。イスラム教に対応したハラル食品で業界を先駆している点も強み。足もとはマレーシアの持ち分法適用子会社で展開するハラル食品の販売目標が想定を下回り、特別損失1億1000万円を計上する見通しながら、第1四半期(4~6月)営業利益は2億1000万円で既に中間期(4~9月)計画の1億3000万円を超過達成していたこともあって、株価への影響は限定的となっている。

林兼産の株価は15時00分現在137円(△10円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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