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【市況】ピンポイントではあるが内需系の一角が小じっかり/後場の投資戦略


日経平均 : 17647.45 (-422.76)
TOPIX  : 1435.71 (-26.67)

[後場の投資戦略]

日経平均は17800円近辺で始まると、その後もじりじりと下げ幅を広げており、下げ幅は400円を超えている。独VWの排ガス規制の不正問題を受けて、自動車や部品メーカーなどへ売りが波及している。また、中国の景気鈍化懸念から機械や非鉄金属などの弱さが目立っている。独VWの影響が見極めづらく、売り一巡後の押し目狙いの買いも入りづらいところである。

 一方で、ピンポイントではあるが内需系の一角に資金が向かっており、値動きのよい銘柄等へは短期筋の資金が向かいやすい。目先的には主力処は手がけづらい状況ではあるため、材料系の銘柄等への割り切りスタンスでの売買が中心となろう。その他は、9月決算・中間期末を控え、配当志向の物色も意識されよう。

《TT》

 提供:フィスコ

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