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【市況】9月22日のNY為替・原油概況


 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円70銭まで下落後、120円18銭まで上昇した。米9月リッチモンド連銀製造業指数が予想外のマイナスに落ち込み一時ドル売りが優勢となった。また、アジア開発銀行が中国の成長見通しを引き下げたこと、一部金融機関のレポートを受けて商品相場に一段の先安感が広がったほか、世界経済・新興諸国への懸念が強まり、リスク回避の円買いに拍車がかかった。その後、根強い米国の年内の利上げ観測を受けたドル買いに下値が支えられた。

ユーロ・ドルは、1.1170ドルから1.1114ドルまで下落した。プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が責務である物価に関するリスクが上昇した場合に力強く対応すると述べたことや、ドラギECB総裁の議会証言を控えて欧州中央銀行(ECB)による追加量的緩和(QE)観測が強まりユーロ売りに拍車がかかった。ユーロ・円は、133円90銭から133円35銭まで下落。

ポンド・ドルは、1.5449ドルから1.5341ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9712フランまで下落後、0.9751フランまで上昇した。



[経済指標]・米・7月FHFA住宅価格指数:前月比+0.6%(予想:+0.4%、6月:+0.2%)・米・9月リッチモンド連銀製造業指数:-5(予想:2、8月:0)

《KY》

 提供:フィスコ

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