市場ニュース

戻る
 

【市況】22日の中国本土市場概況:上海総合指数は上昇、時価総額上位銘柄が買われる


22日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比29.08ポイント(0.92%)高の3185.62ポイントと3日続伸した。上海A株指数は30.54ポイント(0.92%)高の3336.96ポイント。外貨建てB株相場も上昇する。上海B株指数が0.93ポイント(0.30%)高の311.74ポイント、深センB株指数が1.33ポイント(0.13%)高の1044.65ポイントで引けた。

前日までの好地合いを継ぐ。上海総合指数は昨日、約1週間ぶりの高値を回復しているため、いったん売りに押される場面がみられたものの、徐々に買いの勢いが増した。国有企業改革の進展期待などが引き続き支えになっている。景気先行きの過度な不安も後退。国家発展改革委員会が22日、公式ウェブサイトに掲載した文章のなかで、年間の経済成長目標を達成できるとの強気のスタンスをあらためて示したことも追い風となった。指数は徐々に上げ足を速め、引けにかけて一段高となっている。

時価総額上位の銘柄群が軒並み上昇。なかでも保険株の上げが目立ち、中国人寿保険(601628/SH)が2.9%高、中国平安保険(601318/SH)が2.6%高で引けた。証券株や不動産株、空運株なども急伸する。素材関連株やインフラ関連株、ITハイテク関連株、消費関連株などもしっかり。
【亜州IR】

《MK》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均