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【経済】日米の注目経済指標:4-6月期米GDP確定値で早期利上げの有無を見極める


9月21日-25日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。

■21日(月)午後11時発表予定
○(米)8月中古住宅販売件数
-予想は、550万戸

参考となる7月実績は559万戸。雇用情勢の改善や低水準のローン金利は住宅市況に対する支援材料となる。ただし、8月については6月と7月の販売件数が増加した反動でやや減少する見込み。

■24日(木)午後9時30分発表予定
○(米)8月耐久財受注
-予想は、前月比-2.2%

参考となる7月実績は+2.2%。輸送用機器を除く数字は+2.2%。8月については7月に増加した反動で減少する可能性があるが、輸送用機器を除く数字は前月比で増加する見込み。反動減以上の大幅な減少を記録する可能性は低いとみられる。

■25日(金)午前8時30分発表予定
○(日)8月全国消費者物価コア指数
-予想は、前年比-0.1%

参考となる7月実績は前年比0.0%。エネルギー価格の伸び悩みや価格転嫁の動きが広がっていないことが物価上昇を抑制している。8月については、エネルギー価格の低下や需要鈍化の影響が出ることから、物価上昇率はマイナスとなる可能性がある。

■25日(金)午後9時30分発表予定
○(米)4-6月期国内総生産確定値
-予想は、前期比年率+3.7%

参考となる改定値は+3.7%に上方修正された。確定値については改定値と同じ伸び率になる見込みだが、在庫や個人消費の数字次第でわずかに上方修正される可能性は残されている。

その他の主な経済指標の発表予定は、23日(水):(米)9月製造業PMI、24日(木):(米)8月新築住宅販売件数

《TM》

 提供:フィスコ

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