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【材料】アシックス反落、ブラジル子会社の原価率上昇や構造改革の損失計上が響き業績予想を下方修正

 アシックス<7936>が反落。売り気配で始まり、一時、前日比340円安の2900円まで売られる場面があったものの、その後は下げ幅を縮小。マイナス圏ながら本日の高値近辺で推移している。
 同社は17日引け後、15年12月期通期業績予想の下方修正を発表。連結売上高は4230億円(前期比19.5%増)から4290億円(同21.1%増)に引き上げたものの、営業利益は330億円(同8.3%増)から310億円(同1.7%増)に、当期純利益は210億円(同5.7%減)から130億円(同41.6%減)に引き下げている。
 営業利益については、主にブラジル子会社において仕入コストにかかる為替の影響を主な要因とする原価率の上昇が響いた格好。当期純利益に関しては、経常利益の減少や国内事業の構造改革のための一時的な損失計上などにより前回発表予想を下回ることとなった。
《MK》

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