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【市況】東京株式(寄り付き)=米利上げ見送りも、円高、大型連休前で利益確定売り優勢

 18日の東京株式市場は売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比156円安の1万8275円と反落。市場の注目を集めた米連邦公開市場委員会(FOMC)では利上げが見送られ、前日の米国株市場ではこれを好感するかたちでNYダウが一時大幅に上昇したものの、買いが続かず大引けはマイナス圏で着地した。米金融政策の先行き不透明感が上値を重くしている。東京市場では、前日まで日経平均が3日続伸していることで目先筋の利益確定売りを促すほか、きょうはシルバーウイークの5連休前ということもあって、キャッシュポジションを高める動きが出やすい。外国為替市場では足もと1ドル=120円20銭近辺の推移と円高に振れていることも買いを手控えさせる要因。シカゴ日経平均先物の清算値は前日の大阪取引所に対し200円下回る水準で、足もとはこれに連動する動きとなっている。寄り付き時点で業種別では33業種中、医薬品、電力ガスを除きほぼ全面安で値下がりで目立つのは保険、鉄鋼、ゴム製品、非鉄、電気機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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