市場ニュース

戻る
 

【材料】ツルハHDは急落、第1四半期営業利益21%増も通期据え置きで売り優勢に

 ツルハホールディングス<3391>が続急落、一時前日比470円安の9140円まで売り込まれた。同社は16日取引終了後、16年5月期の第1四半期(5月16日~8月15日)連結決算を発表した。売上高は1231億5400万円(前年同期比11.9%増)、営業利益は86億1000万円(同21.3%増)、最終利益は58億1400万円(同33.6%増)と好調だった。高付加価値商品のカウンセリング販売に注力したほか、PB商品の積極展開、食品の導入により利便性強化のための既存店舗改装を進めている。ただ、足もとの好業績は事前に株価に織り込まれており、通期業績予想は従来見通しを据え置いたこともあって、売りに大きく押される展開となっている。なお、通期の営業利益は292億円(前期比8.5%増)を予想しており、第1四半期営業利益の通期予想に対する進捗率は29.4%となっている。

ツルハHDの株価は9時20分現在9300円(▼310円)



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均