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【市況】東京株式(寄り付き)=欧米株高と円安追い風に続伸

 17日の東京株式市場は買い先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比190円高の1万8361円と続伸。前日は中国・上海株市場が4.9%の上昇をみせたこともあって、欧米株市場は総じて高く、米国株市場ではNYダウが140ドル高と続伸、WTI原油価格が大幅に上昇したことで資源エネルギー株に買いが入り、リスクオンの流れを後押ししている。これを受けて東京市場でも主力株中心に買い戻される流れが続いている。外国為替市場では1ドル=120円台後半の推移で円安傾向にあることも輸出株などには追い風。日本時間あす未明に米FOMCの結果を控え、これを見極めたいとの思惑は実需の買いを手控えさせるが、利上げ実施か見送りかで見方が真二つ割れるなか、売り方にとっては手仕舞いの買い戻しを誘いやすい場面でもある。また、S&Pの日本国債格下げの影響は足もと限定的とみられる。寄り付き時点で業種別では33業種中、精密機器、電力ガスを除きほぼ全面高。値上がり上位に鉱業、証券、空運、鉄鋼、電気機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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