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【市況】17日の株式相場見通し=買い先行も見送りムード強まる

 17日の東京株式市場は、前日の米株式市場の大幅続伸を受けて買い優勢のスタートとなりそうだ。ただ、買い一巡後は、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表を目前にして、見送りムードが強まりそうだ。
 16日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比140.10ドル高の1万6739.95ドルと続伸し、8月20日以来約1カ月ぶりの安値をつけた。16日の日本、中国などアジア株や欧州株の堅調を受け、米株式市場も買い優勢の展開となった。また、NY原油先物価格が1バレル=47ドル台と大幅上昇したことも全般相場を押し上げた。 ナスダック総合株価指数は、前日比28.719ポイント高の4889.239と続伸した。
 17日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=120円50銭台での推移となっている。
 日程面では、電子雑誌出版事業を手掛けるブランジスタ<6176>が東証マザーズに新規上場する。このほかに、15年の基準地価、8月の貿易統計、全国証券大会で麻生財務相・黒田日銀総裁が講演、「東京ゲームショウ」開幕(~20日)に注目。海外では、イエレンFRB議長の会見が焦点となる。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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