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【通貨】9月16日のNY為替概況


 16日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円38銭から120円73銭へ上昇した。米8月消費者物価指数(CPI)が1月来のマイナスとなったためドル売りが一時強まった。しかし、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が日本の格付けを引き下げたこと、経済協力開発機構(OECD)が日本の成長見通しを引き下げたことなどで円売りが継続。

ユーロ・ドルは、1.1220ドルから1.1321ドルまで上昇した。ユーロ・円は、135円31銭から136円61銭まで上昇。株高や日本の格下げを受けた円売りが優勢となった。

ポンド・ドルは、1.5437ドルから1.5529ドルまで上昇した。カーニー総裁をはじめとした英国中央銀行高官のタカ派発言で利上げ観測を受けたポンド買いが強まった。

ドル・スイスは、0.9753フランから0.9670フランへ下落した。


[経済指標]・米・8月消費者物価指数(CPI):前月比-0.1%、前年比+0.2%(予想:-0.1%、+0.2%、7月:+0.1%、+0.2%)・米・8月消費者物価コア指数:前月比+0.1%、前年比+1.8%(予想:+0.1%、+1.9%、7月:+0.1%、+1.8%)・米・9月NAHB(全米住宅建設業者協会)住宅市場指数:62(予想:61、8月:61)

《KY》

 提供:フィスコ

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