【テク】日経平均テクニカル:5日線辺りでの攻防から煮詰まり感が台頭
16日の日経平均は続伸。18200円を挟んでの狭いレンジ取引が続いている。5日線辺りでの攻防から、煮詰まり感が台頭。ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジでの推移が継続。バンドが下向きに推移していることもあり、-1σからは上放れつつある。一目均衡表では転換線が支持線として意識されてきている。週間形状の一目均衡表では雲上限が支持線として意識されている。一方で、13週、26週線とのデッドクロスのほか、52週線が上値抵抗に変わってきているため、自律反発の域は脱せない。煮詰まり感が台頭するものの、中期トレンドからはもち合いを上放れたとしても52週線辺りが上値抵抗として意識されやすいだろう。
《SY》
提供:フィスコ