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【市況】日経平均は続伸、一時18300円に迫るも米FOMC控え伸び悩む/相場概況


日経平均は続伸。15日の米国市場では、8月小売売上高や鉱工業生産が市場予想を下回ったことで利上げへの警戒感が後退し、NYダウが228ドル高となった。こうした流れを受けて日経平均は211円高からスタートすると、前日高値水準となる18300円に迫る場面も見られた。ただ、同水準では上値も重く、買い一巡後は伸び悩んだ。本日から開催される米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、積極的な買いは入りづらく、後場はおおむね18100円台でのもみ合いとなった。

大引けの日経平均は前日比145.12円高の18171.60円となった。東証1部の売買高は18億8823万株、売買代金は2兆1520億円だった。業種別では、ゴム製品、空運業、輸送用機器が上昇率上位だった。一方、電気・ガス業、その他製品、パルプ・紙が下落率上位だった。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、みずほ<8411>、NTT<9432>などが堅調。ファナック<6954>が3%超の上昇で指数をけん引したほか、マツダ<7261>も4%近い上昇に。JAL<9201>、コマツ<6301>、デンソー<6902>は4%超上げた。また、GDO<3319>、TOWA<6315>、アークランド<9842>などが東証1部上昇率上位となった。一方、KDDI<9433>、東電力<9501>、ファーストリテ<9983>、野村<8604>、楽天<4755>などが軟調。トプコン<7732>や任天堂<7974>は4%前後の下落に。また、ファンコミ<2461>、ライフコーポ<8194>、SKジャパン<7608>などが東証1部下落率上位となった。
《HK》

 提供:フィスコ

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