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【市況】東京株式(前引け)=輸出株中心に買われ続伸

 16日前引けの日経平均株価は前日比174円高の1万8201円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は9億5525万株、売買代金概算は1兆240億2000万円。値上がり銘柄数は1012、対して値下がり銘柄数は742、変わらずは138銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、買い優勢でスタートし、その後も高値圏で売り物をこなす展開となった。日経平均は一時260円高超に買われる場面もあった。米国では発表された8月の小売売上高でGDPの7割を占める個人消費の堅調さが確認され、米国景気への安心感が浮上しており、これが東京市場でも前向きに受け止められた。為替が円安方向に振れたことも輸出株の買い戻しを促している。ただ、きょうとあすの日程で開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を見極めたいとの思惑もあって、1万8300円近辺では上値が重くなった。
 個別ではトヨタ<7203>が大商いで上昇、ソフトバンク<9984>も買いが先行している。竹内製作<6432>が値を飛ばし、TOWA<6315>も急伸。川重<7012>、住友重<6302>も大きく買われた。クラリオン<6796>も物色人気。半面、ファンコミ<2461>が急落、SKジャパン<7608>も大幅安。トプコン<7732>、コーセー<4922>、大阪チタ<5726>なども売られた。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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