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【市況】NY株式:ダウは228ドル高、軟調な経済指標受けて利上げ観測後退


15日の米国株式相場は上昇。ダウ平均は228.89ドル高の16599.85、ナスダックは54.76ポイント高の4860.52で取引を終了した。8月の小売売上高や鉱工業生産が予想を下振れたことで利上げへの警戒感が後退し、買いが先行。製造業やハイテク銘柄を中心に買いが入ったほか、原油価格の上昇を受けてエネルギー関連銘柄も物色され、終日堅調推移となった。ダウは一時270ドルを超える上昇となった。セクター別では全面高となり、自動車・自動車部品や運輸の上昇が目立った。

非鉄金属のアルコア(AA)と自動車大手のフォード(F)は新たなアルミ供給契約で合意し、両社とも上昇。宅配・航空貨物のUPS(UPS)はホリデーシーズンに向けて最大95000人の追加雇用を行う計画を発表し、堅調推移。フィットネス関連機器のフィットビット(FIT)は一部アナリストによる買い推奨を受け、上昇。ケーブルテレビのコムキャスト(CMCSA)はユニバーサル・スタジオ・ジャパン運営会社の買収協議が報じられ、小幅上昇。

液化天然ガス関連施設の建設・運営のシェニエール・エナジー(LNG)はアクティビスト(物言う株主)のカール・アイカーン氏が保有株式を増やしたことが明らかとなり、上昇



Horiko Capital Management LLC

《TM》

 提供:フィスコ

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