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【通貨】9月15日のNY為替概況


15日のニューヨーク外為市場でドル・円は、119円57銭から120円49銭へ上昇して120円44銭で引けた。米国の8月小売売上高、9月NY連銀製造業景気指数、8月鉱工業生産が軒並み予想を下振れたためいったんドルが弱含んだのち、連邦公開市場委員会(FOMC)を控え潜在的な利上げの可能性を織り込む短期債の利回り上昇に伴うドル買いが強まった。

ユーロ・ドルは、1.1328ドルから1.1260ドルまで下落して1.1280ドルで引けた。ノボトニー・オーストリア中銀総裁がメディアインタビューで量的緩和(QE)の拡大に言及したためユーロ売りが優勢となった。ユーロ・円は、株高に連れたリスク選好の円売りに135円23銭から135円84銭へ上昇後、量的緩和(QE)拡大観測を受けたユーロ売りに伸び悩んだ。

ポンド・ドルは、1.5415ドルから1.5330ドルまで下落した。

ドル・スイスは、0.9681フランから0.9763フランへ上昇した。


[経済指標]・米・8月小売売上高:前月比+0.2%(予想:前月比+0.3%、7月:+0.7%←+0.6%)・米・8月小売売上高(除自動車):前月比+0.1%(予想:前月比+0.2%、7月:+0.6%←+0.4%)・米・9月NY連銀製造業景気指数:-14.67 (予想:-0.50、8月:-14.92)・米・8月鉱工業生産:前月比-0.4%(予想:-0.2%、7月:+0.9%←+0.6%)・米・8月設備稼働率:77.6%(予想:77.8%、7月:78.0%)・米・7月企業在庫:前月比+0.1%(予想:+0.1%、6月:+0.7%←+0.8%)

《KY》

 提供:フィスコ

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