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2015年09月15日18時25分

【市況】15日の香港市場概況:ハンセン指数は反落、米金利動向に敏感な不動産株が安い


15日の香港市場は値下り。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比106.67ポイント(0.49%)安の21455.23ポイント、本土企業株で構成されるH株指数が24.45ポイント(0.25%)安の9704.27ポイントと、そろって反落した。売買代金は636億9100万香港ドル(14日は695億5800万香港ドル)。

内外の不安材料が重し。米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、様子見ムードも広がっている。16~17日に開催されるFOMCで、利上げ開始が決定されるかどうかを見極めたいとする空気が強まった。プラス圏で推移する場面がみられたものの、本土株が続落で引けるなか、香港の各指数も引けにかけて売りの勢いが増している。

ハンセン指数の構成銘柄では、米金利動向に敏感な香港不動産株が安い。長江実業地産(1113/HK)が4.0%、新鴻基地産発展(16/HK)が3.3%、恒基兆業地産(12/HK)が2.2%ずつ値を下げた。婦人靴小売チェーン中国最大手の百麗国際HD(1880/HK)は5.2%安と大幅続落。足元の靴販売事業の不振が引き続き売り材料視され、約6年ぶりの安値圏に達した。

H株金融セクターの一角もさえない。不良資産管理大手の中国信達資産管理(1359/HK)が2.8%安、損害保険で中国最大手の中国人民財産保険(PICC:2328/HK)が2.4%安、証券ブローカー中国大手の華泰証券(HTSC:6886/HK)が2.3%安で引けた。

半面、空運セクターは軒並み上昇。中国国際航空(753/HK)が5.3%高、中国東方航空(670/HK)が4.4%高、中国南方航空(1055/HK)が3.0%高と買い進まれた。中国国際航空がチケットの直接販売比率を引き上げる方針を示すなか、他の航空各社も同様の取り組みを進めていると伝えられたことが手がかり。コスト減による粗利益向上が期待されている。

【亜州IR】

《SY》

 提供:フィスコ

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