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【通貨】東京為替:日銀10月緩和に市場は期待、ドルは値戻し


自民党の山本幸三衆院議員が通信社のインタビューで指摘した日銀の10月緩和に、市場の期待感が強まっている。日銀は14-15日に開いた金融政策決定会合で現行の政策維持を決めたことで、失望感による主要通貨売り・円買いが強まった。しかし、日銀が新たに声明文に加えた「輸出、生産面に新興国経済の減速の影響がみられる」との文言から、大手証券のある関係者は「足元の経済の情勢について新興国に責任を広げる点で、日銀の苦しさがうかがえる」(大手証券)とし、早期緩和を見込んでいる。


ドル・円は119円91銭まで下落した後、120円20銭台に戻した。また、ユーロ・ドルは1.1301ドルから1.1329ドル、ユーロ・円は135円83銭から136円41銭まで上昇。

《TY》

 提供:フィスコ

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