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【市況】東京株式(前引け)=円安など好感し急反発

 15日前引けの日経平均株価は前日比239円高の1万8205円と反発。前場の東証1部の売買高概算は10億681万株、売買代金概算は1兆479億5000万円。値上がり銘柄数は1455、対して値下がり銘柄数は362、変わらずは79銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、寄り付きから買いが先行した。前日の欧州株市場は総じて軟調だったが、日経平均は9日に1300円高超の記録的な上昇をみせた後は前日までの3日間で800円強の下げをみせていたこともあって、目先押し目買いが入った。外国為替市場で1ドル=120円30~40銭と円安方向に傾いていることで、自動車など輸出株に買い戻しが入り全体相場を押し上げている。日経平均は一時360円高超に買われる場面もあったが前場後半は伸び悩んだ。
 個別ではトヨタ自動車<7203>が売買代金断トツとなるなか大幅高。ファーストリテ<9983>も値を飛ばしている。gumi<3903>が急伸、星光PMC<4963>も値を飛ばした。神戸物産<3038>、米久<2290>も買いを集めている。半面、ライフコーポ<8194>が急落、ディップ<2379>、ニチモウ<8091>も売られた。東製鉄<5423>が大幅安、浅沼組<1852>、荏原<6361>も値を下げた。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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