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【市況】FOMC終了まで様子見か、新型「iPhone」の予約状況を注視


『米株式市場』

 11日のNY市場は上昇。欧州株が全面安となった流れを受け、売りが先行。その後、8月生産者物価指数(PPI)が前月比横ばいとなったほか、9月ミシガン大学景況感指数が予想を下振れたことで利上げ観測が後退し上昇に転じた。ダウ平均は102.69ドル高の16433.09、ナスダックは26.09ポイント高の4822.34。

 今週は16-17日開催予定のFOMCで、米連邦準備理事会(FRB)が利上げに踏み切るかどうかが最大の注目点となる。会合後にイエレンFRB議長の会見も予定されており、結果を見極めるまで積極的な売買は手控えられるだろう。

 本日はアップルの新型iPhoneの予約状況に注目が集まりそうだ。新製品の「iPhone 6s」シリーズに画面を押す圧力の違いを感じ取る「3Dタッチ」機能が加わり、同機能が好評であれば、部品メーカーなどサプライチェーンに新たな需要がもたらされる可能性が高い。

《TY》

 提供:フィスコ

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