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【通貨】明日の為替相場見通し=日銀会合の結果に関心

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果と黒田日銀総裁の記者会見の内容に関心が集まりそうだ。予想レンジは1ドル=119円50~121円00銭。この日は上海株式市場の下落を受け、日経平均株価は3日続落となり、つれてドル円相場も夕方に120円10銭前後にまで下落した。きょうからあすにかけ日銀会合があるほか、16日から17日にかけての米連邦公開市場委員会(FOMC)と重要イベントが続き、模様眺め気分が強い展開。このなか、この日は買いが限られる一方で売り優勢となり下値を切り下げた。あすの日銀会合の結果は、「金融政策は据え置き」(アナリスト)が予想されている。ただ、一部には追加緩和への期待も出ている様子であり、結果発表後の値動きが注目される。また、今秋の追加緩和への思惑も浮上するなか、黒田日銀総裁の記者会見での発言内容が市場の関心を集めている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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