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2015年09月14日15時41分

【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):川崎汽、バンナムHD、資生堂、日東電工

■MARUWA <5344>  2,529円  +60 円 (+2.4%)  本日終値
 MARUWA<5344>が続伸。いちよし経済研究所が11日付で投資判断「B」を継続しつつ、フェアバリューを2800円から3000円へ引き上げたことが好材料視されているようだ。チップ抵抗器用回路部品や通信インフラ向け高周波部品などが想定を上回って推移しているほか、NFCフェライトシート(高性能磁性シート)の構造改革効果などで、16年3月期営業利益予想を32億円から34億円(前期比41.4%増、会社予想34億円)へ引き上げたことが要因としている。また、17年3月期は16年ぶりの過去最高営業益(01年3月期営業利益36億円)更新も視野に入るとしている。

■森ヒルズリート投資法人 <3234>  133,300円  +2,900 円 (+2.2%)  本日終値
 森ヒルズリート<3234>が大幅続伸。同社は前週末引け後、15年7月期決算を発表。売上高は前年同期比0.1%増の65億1600万円、営業利益は同0.1%減の44億2800万円となっている。UBS証券では、「決算と同時に六本木ヒルズ森タワーの1フロア120億円を手元資金95億円と借入25億円で取得すると発表したことは、優良物件を妥当な価格目線で取得し、増配を続ける方向性を示した」とポジティブに評価。「今後も増配フェーズが続く」とみて、レーティングを「ニュートラル」から「バイ」に引き上げ。目標株価16万6000円を継続している。

■ドクターシーラボ <4924>  2,230円  +41 円 (+1.9%)  本日終値
 ドクターシーラボ<4924>が4日続伸。きょうは大和証券がレーティング「3」を継続して目標株価を1950円から2070円へ引き上げているほか、いちよし経済研究所がリポートをリリースしている。いちよしは、同社のレーティング「B」(中立)を継続し、フェアバリューは2150円から2000円へ引き下げられた。16年7月期は前期比8%増収、同5%の営業増益の会社計画を示した点について、「業績回復の勢いが弱いとみる」と指摘。会社計画は保守的ともしながらも、いちよしの前回予想は下回るとみている。

■川崎汽船 <9107>  281円  +5 円 (+1.8%)  本日終値
 川崎汽船<9107>が大幅高。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は11日、同社株のレーティングを「ニュートラル」から「オーバーウエート」に引き上げた。海運セクターのトップピックとしており、目標株価は260円から355円に見直している。「邦船3社のなかでは、市況回復が最も期待できるアジア発北米向け航路の事業規模が最大で、需給改善期待が低いアジア発欧州向け航路の事業規模が比較的小さい同社が、今後最も収益改善の恩恵を被る可能性が高い」とみている。同社の業績は、16年3月期の連結営業利益は前期比12%減の422億4700万円(会社予想は390億円)、17年3月期は同531億円と試算している。

■バンナムHD <7832>  2,948円  +52 円 (+1.8%)  本日終値
 日経平均株価は後場から下げ幅を拡大、圧倒的に値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回る地合いになった。こうした地合いの中でしっかりとした株価展開になっているのが、ゲームセクターの一角だ。9月17日から東京ゲームショウ2015が開催される。バンダイナムコホールディングス<7832>は8月12日につけた高値3025円にツラ合わせ、上場来高値3175円を再び意識するような展開になってきた。コナミ<9766>、スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>は前週末終値近辺で推移。市場では東京ゲームショウ2015でゲーム関連が賑わうことを先回りした買いが入っているようだ。

■ラウンドワン <4680>  564円  +9 円 (+1.6%)  本日終値
 ラウンドワン<4680>が小反発。同社が先週末引け後に発表した8月の月次売上状況(速報)では、既存店売上高が前年同月比12.3%減、4~8月累計では前年同期比9.1%減となった。会社側では、7月下旬の料金改定効果が見られたものの、雨の日が多かった前年に比べて、8月上旬に記録的な猛暑日が続くなど晴れの日が多かったため、来場客数が大きく減少したとしている。一部市場関係者の間では、8月の急落で悪材料は織り込まれていたとの見方も出ているようだ。

■資生堂 <4911>  2,450円  +35 円 (+1.5%)  本日終値
 資生堂<4911>が大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券は11日、同社株の投資判断を「売り」から「中立」に引き上げた。目標株価は2400円としている。7月に「売り」へレーティングを変更後、株価は約13%下落したことなどから、投資判断を見直した。業績に関しては、国内はインバウンド需要に支えられ増収増益が続くが、中国事業は競争激化で15年度は会社計画に対し慎重にみているほか、16年度以降の営業利益は先行投資もありゼロ成長と予想している。積極的な投資スタンスをとるには「インバウンド以外の成長軸の確認が必要」と指摘している。

■日東電工 <6988>  7,387円  +93 円 (+1.3%)  本日終値
 日東電工<6988>が反発。国内大手証券では、「株価は下落しているが短期業績は堅調」と指摘。16年3月期上期の営業利益予想を551億円(会社予想は520億円)としており、「現時点でこれを変更する必要はない」と解説。高いスマホ向けシェアは維持できるとみて、レーティング「バイ」と目標株価9200円を継続している。

■村田製作所 <6981>  16,655円  +205 円 (+1.3%)  本日終値
 村田製作所<6981>、アルプス電気<6770>、日東電工<6988>など値がさの電子部品株が揃って物色人気を集めている。米アップルの9日の新製品発表イベントの後は、同日に米アップル株が値を下げたこともあって利益確定の売りに押されていたが、改めて買い戻される流れにある。iPhoneの高機能化に伴い、サプライヤーに指定される日本の電子部品メーカーは単価下落を吸収するかたちで収益寄与が見込めるとの思惑が強い。前週末に米国でアップル株が続伸したことや、足もと外国為替市場で1ドル=120円台後半の推移と前週末に比べやや円安含みで推移していることもプラスに働いている。

■相鉄ホールディングス <9003>  660円  +6 円 (+0.9%)  本日終値
 相鉄ホールディングス<9003>は全般地合いが悪化するなかで続伸。シルバーウイーク関連株の一角として気を吐いている。鉄道事業が消費増税前の駆け込みの反動が薄まったことで回復、ホテル事業も横浜ベイシェラトンなど高級ホテルが訪日客急増の恩恵を享受するほか、都内を中心に展開する相鉄フレッサインなどビジネスホテルも好調に推移している。16年3月期営業利益は7月末に上方修正を発表し、前期比5.3%増の269億円を見込むが依然として増額余地ありとの見方が出ている。また、「魅力ある沿線の創造によるブランドの向上」を掲げた6つの重点プロジェクトが来期以降の成長期待につながっている。

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