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【材料】石井表記が大幅反落、16年1月期業績予想を上方修正も利益確定の動き優勢

 石井表記<6336>が大幅反落。前週末11日の取引終了後、16年1月期の連結業績見通しについて、営業利益を4億9900万円から7億100万円(前期比7.2%増)へ、純利益を同2億8600万円から5億6800万円(同40.4%減)へ上方修正したが、この日は材料出尽くし感から利益確定の動きが優勢となっている。売上高を従来予想の99億3600万円から96億4900万円(同42.3%増)へ下方修正したが、上期に電子機器部品製造装置の製品保証費用の発生が予想を下回ったことなどから利益は増額した。また、投資有価証券売却益を特別利益に計上したことも寄与したという。
 同時に発表した第2四半期累計(2~7月)決算は、売上高49億3000万円(前年同期比20.7%増)、営業利益6億5400万円(同20.3%増)、純利益6億100万円(同3.5%増)だった。液晶関連分野でインクジェットコータ―の売り上げが予定通りに計上されたことや、前期に子会社化した上海賽路客電子の上乗せが業績を押し上げた。

石井表記の株価は9時19分現在543円(▼61円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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