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【市況】ボリバン-1σと中心値(25日)とのレンジ内/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 10日のNY市場は上昇。来週の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒感が強まる中、8月輸入物価指数が予想を下振れた一方、週間新規失業保険申請件数が堅調となり、朝方は売り買いが交錯する展開となった。ヘルスケアやハイテク銘柄を中心に買いが入ったほか、NY原油先物相場が一時4%上昇したことでエネルギー関連銘柄も物色されたが、引けにかけては上げ幅をやや縮小した。ダウ平均は76.83ドル高の16330.40、ナスダックは39.72ポイント高の4796.25。シカゴ日経225先物(12月限)清算値は、大阪比60円安18090円。

 SQに絡んだ商いは買い越しと観測されており、しっかりのスタートになろう。その後は週末に中国の鉱工業生産指数、小売売上高、固定資産投資が予定されているほか、来週には連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、積極的なポジションは取りづらいところではある。
 ボリンジャーバンドでは-1σと中心値(25日)とのレンジ内で推移。-1σを上回っての推移となれば、18000円処が支持線として意識されることになる。目先のボトム意識から、その後は25日線への反転に向かわせよう。18100-18500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 18500円-下限 円18100

《TM》

 提供:フィスコ

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