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【通貨】NY為替:ドル軟調、好調な米30年債入札後


外為市場でドルは、米30年債入札の好調な結果を受けて債券利回りが伸び悩んだため、軟調推移が継続した。ドル・円は120円50-55銭の安値圏で推移。ユーロ・ドルは1.1183ドルから1.1295ドルまで上昇し、9日来の高値を更新した。

米財務省が実施した130億ドル規模の30年債入札は、最高落札利回りが2.98%と7月の入札以来の高水準となったが予想の2.998%を下回った。応札倍率は2.54倍と、前回入札の2.26倍を上回り需要は強かった。外国中銀を含む間接ビッドも66%と、前回入札の51.9%から上昇。外国資本のドル資産への需要も強かった。米10年債利回りは2.229%から2.211%まで低下した。

《KK》

 提供:フィスコ

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