【市況】【市場反応】米8月輸入物価指数/新規失業保険申請件数、ドル伸び悩む
外為市場では予想を下振れた輸入物価指数を受けてドルが伸び悩んだ。ドル・円は121円16銭から120円66銭へ下落。ユーロ・ドルは1.1183ドルから1.1208ドルまで上昇した。
米国労働省が発表した8月輸入物価指数は前月比-1.8%、前年比-11.4%と、それぞれ予想の-1.6%、-11.1%を下回った。下落率は前月比で1月以来、前年比では2009年9月以来で最大を記録。
同時刻に発表された週次の新規失業保険申請件数(先週)は前週比6000件減の27.5万件と、市場予想通り8月中旬以来の低水準となった。
【経済指標】
・米・8月輸入物価指数:前月比-1.8%、前年比-11.4%(予想:-1.6%、-11.1%、前回:-0.9%、-10.5%←-10.4%)
・米・新規失業保険申請件数(先週):27.5万件(予想:27.5万件、前回:28.1万件←28.2万件)
《KK》
提供:フィスコ