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【通貨】あす(11日)の為替相場見通し=121円定着に再挑戦

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、121円台定着を達成するか、どうかがポイントとなりそうだ。予想レンジは1ドル=120円30~121円50銭。この日は、前日のNYダウが朝高後、失速し下落して終わった流れを引き継ぎ、軟調スタート。一時119円98銭と120円を割り込んだ。ただ、120円割れの水準では下値に買いが流入した。午後に入り、一部メディアで山本幸三衆議院議員が、10月30日の日銀金融政策決定会合が追加緩和の良い機会、と発言したと伝わったことを受け、瞬間的に121円29円まで買われる場面があった。その後、120円台に値を戻したが市場には日銀の追加緩和期待が強いことを見せつけた。きょうからあすにかけて米国と日本ともに目立った経済発表はない。それだけに、株式市場の動向に左右されるが、ドル円の下値は強く121円台定着へ再度挑戦する展開が期待されている。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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