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【テク】日経平均テクニカル:中心値(25日)と-1σとのレンジはキープ


10日の日経平均は大幅に反落。売り優勢の展開となり、一時18000円を割り込む局面もみられている。ただし、節目の18000円処や5日線辺りが心理的な支持線として意識されており、下ひげを残す格好で下げ幅を縮めている。ボリンジャーバンドでは終値では-1σを上回っており、中心値(25日)と-1σとのレンジはキープ。一目均衡表では転換線を下回る局面もみられたが、終値では転換線を上回っている。大幅下落となったが、MACDやパラボリックの陽転シグナルは維持している。週間形状の一目均衡表は、雲上限を支持線とする格好からの切り返しをみせており、先週の長い陰線を吸収しつつある。また、週足の雲上限は17666円、来週は17844円辺りに切り上がるが、一段の波乱が無ければ、一先ず週末段階では支持線としての機能が続きそうである。
《SY》

 提供:フィスコ

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