【特集】決算プラス・インパクト銘柄 … ベステラ、アゼアス、菊池製作 (9月9日発表分)
―決算で買われた銘柄! 上昇率ランキング―
企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。
以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の9月8日から9日の決算発表を経て10日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。
★No.1 イハラケミ <4989>
15年10月期第3四半期累計(14年11月-15年7月)の連結経常利益は前年同期比42.6%増の46.4億円に拡大し、通期計画の45億円に対する進捗率が103.2%とすでに上回り、さらに5年平均の80.7%も超えた。
★No.3 ミロク <7983>
15年10月期の連結経常利益を従来予想の6.3億円→8.3億円(前期は8.9億円)に31.7%上方修正し、減益率が29.9%減→7.7%減に縮小する見通しとなった。
★No.5 楽天地 <8842>
16年1月期第2四半期累計(2-7月)の連結経常利益は前年同期比9.3%増の8.6億円に伸び、従来の11.6%減益予想から一転して増益で着地。
■決算プラス・インパクト銘柄
コード 銘柄名 市場 上昇率 発表日 決算期 経常変化率
<4989> イハラケミ 東1 +14.65 9/ 9 3Q 42.61
<1433> ベステラ 東M +6.50 9/ 9 上期 -
<7983> ミロク 東2 +4.21 9/ 9 3Q -4.42
<3444> 菊池製作 JQ +2.74 9/ 9 1Q 赤拡
<8842> 楽天地 東1 +1.47 9/ 9 上期 9.34
<3161> アゼアス 東2 +1.10 9/ 9 1Q 赤転
<3361> トーエル 東1 +0.14 9/ 9 1Q -14.43
※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした10日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「%」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。
株探ニュース