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【市況】個別銘柄戦略:エネルギー関連や電子部品株、設備投資関連などに警戒感


昨日は記録的な上昇となったが、米国株の大幅安を受けて、本日は一転して反動安の動きが強まる公算。前日の動きを見ても、ヘッジ売買から引けにかけて、一段と方向性が強まる傾向にあるため、下落場面では押し目買いの動きなども強まりにくい状況か。原油安を受けてエネルギー関連には戻り売り圧力が強まるとみられるほか、米アップルの株価軟化で、電子部品の一角などにも売り圧力が強まる恐れがある。工作機械の受注減少を受けて、設備投資関連にも警戒感は強まりそうだ。一方、ガンホーの1部指定承認を受けて、ゲーム関連の動向など注目されるが、株価下落に伴う個人投資家のマインド悪化の影響は避けられないか。大手2社の目標株価引き上げが観測されているセメント業界、日信工業とオートリブの合弁を受けて自動車部品株の動向などには注目。また、日本郵政関連と位置づけられる中小型株などには短期資金の関心が向かいやすいか。

《KS》

 提供:フィスコ

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