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【市況】転換線辺りが支持線となれば理想的だが/日経225・本日の想定レンジ


[本日の想定レンジ]
 9日のNY市場は下落。中国政府による財政政策強化の声明を受け、アジア・欧州株が全面高となった動きを受けて買いが先行。しかし16-17日の連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて利上げに対する警戒感が強まる中、下げに転じている。ダウ平均は239.11ドル安の16253.57、ナスダックは55.40ポイント安の4756.53。シカゴ日経225先物清算値は大阪比365円安の18215円。

 ギャップ・ダウンからのスタートになるが、前日には21年ぶりの上げ幅を記録しているほか、引けにかけての一段高についてはヘッジ対応によるところが大きく、想定内の動きとみてよいだろう。一目均衡表では転換線は18300円辺りに位置しており、これを支持線として意識させることが出来るかが注目される。これを下回ったとしても、ボリンジャーバンドの-1σが位置する18150円辺りをキープできれば、押し目拾いの好機になる、18100-18500円のレンジを想定する。

[予想レンジ]

上限 18500円-下限 18100円

《TM》

 提供:フィスコ

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