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【経済】9日の中国本土市場概況:上海総合は2.3%高で続伸、3週ぶり高値を回復


9日の中国本土マーケットは値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比72.64ポイント(2.29%)高の3243.09ポイントと続伸した。約3週ぶりの高値を回復している。上海A株指数は76.13ポイント(2.29%)高の3397.55ポイント。外貨建てB株相場も続伸する。上海B株指数が6.08ポイント(2.02%)高の307.42ポイント、深センB株指数が23.75ポイント(2.24%)高の1083.78ポイントで引けた。

前日に急伸した流れを継ぐ。国内景気の先行き不安が強まるなか、財政部が8日、「経済成長目標を達成させるため、さらに有力な財政政策を打ち出す」と予告したことが好感された。当局が建設プロジェクト向け債券の増額を検討中??と報じられたことも追い風となっている。

時価総額上位のエネルギー株が相場をけん引。中国石油天然気(601857/SH)が3.6%上昇した。インフラ関連の銘柄も高い。ゼネコンの中鉄二局(600528/SH)が5.9%、鉄道車両の中国中車(601766/SH)が4.1%、建材の安徽海螺セメント(600585/SH)が3.8%ずつ値を上げた。不動産株や自動車株、ITハイテク関連株なども買い進まれている。

【亜州IR】

《ZN》

 提供:フィスコ

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