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【市況】東京株式(前引け)=欧米株高背景に記録的な上昇

 9日前引けの日経平均株価は前日比988円高の1万8415円と急反騰。前場の東証1部の売買高概算は12億9046万株、売買代金概算は1兆4207億1000万円。値上がり銘柄数は1860、対して値下がり銘柄数は27、変わらずは8銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、朝高後に水準を大きく切り上げ、日経平均株価は約1000円の上昇と記録的な上げ足をみせた。値上がり銘柄数も全体の98%に達し、買い一辺倒の地合いとなっている。前日の海外株高で目先の不安心理が後退、取引時間中は上海株市場が堅調だったこともあり、インデックス売買主体で急激なリスクオフの巻き戻しが株高に反映された。ただ、売買高は12億株台にとどまり、市場参加者の裾野はそれほど広がっていないことをうかがわせる。
 個別ではトヨタ<7203>が大幅高、ファーストリテ<9983>も商いを集め急伸。ファナック<6954>、村田製<6981>も値を飛ばした。エスケイジャパン<7608>がストップ高、竹内製作所<6432>も大きく買われた。テルモ<4543>、モノタロウ<3064>も物色人気。半面、イトーキ<7972>、パーク24<4666>が大幅安、東芝<6502>も軟調。アスクル<2678>も値を下げた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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