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【材料】住友電工が続伸、排水処理用の大型膜モジュールを開発

 住友電気工業<5802>が続伸、一時前日比100円高の1649.5円まで買われている。同社は8日、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)中空糸膜を用いた膜分離活性汚泥処理用の大型モジュールを開発したことを発表した。
 同社が開発したPTFE中空糸膜は、高い柔軟性により膜が揺れやすく、その素材特性から膜が汚れにくくなっており、単一素材でできた中空糸膜としては、他素材膜対比8~10倍の強度を有している。このPTFE中空糸膜を利用することにより、一処理量あたりの設置面積のコンパクト化を実現、水槽の建設費や配管部材などのイニシャルコスト低減も可能になる。この大型膜モジュールを、世界の下水処理などの排水処理市場に拡販を図っていく。


住友電工の株価は10時22分現在1646.5円(△97.0円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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