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【材料】ユニチャームが朝安後、反発、ユーロ円CB発行も下値には買い流入

 ユニ・チャーム<8113>が朝安後、反発。株価は一時、前日比43円安の2146.5円と年初来安値まで売られたが、その後、下値には買いが流入しプラス圏に値を上げている。
 同社は8日の取引終了後、ユーロ円建て転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行すると発表した。資金調達額は約547億円で転換価格は前日終値を10.03%上回る2409円で決まった。潜在株式による希薄化率は3.45%となる。調達資金は、サウジアラビアのUnicharm Gulf Hygienic Industries社(UGIH)の少数株主からUGIH株を追加取得した際の短期借入金の返済とインドのUnicharm India Private社の設備投資などに充てる。
 また、同時に自社株取得枠の設定を発表。600万株(発行済み株式総数の1.00%)、130億円をそれぞれの上限としており、取得期間は9日から11月30日まで。

ユニチャームの株価は10時17分現在2213.0円(△23.5円)




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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