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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株高を引き継ぎ急反発スタート

 9日の東京株式市場は買い優勢で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比331円高の1万7758円と急反発、前日の大幅安の反動から戻りを試す展開にある。前日の中国・上海株市場では3%近い反発をみせたことで足もとの不安心理が後退、欧米株も全面高様相となったことで、東京市場でも主力株中心にリスクオフの巻き戻しが急となっている。シカゴ日経平均先物は大阪取引所の清算値を500円以上上回り1万8000円台に乗せており、全般はこれを意識した強調展開となりそうだ。ただ、上海株市場の動向には引き続き注意が必要で、同市場の動きを横目に前場後半以降は上下に不安定な展開も想定される。また、買い一巡後は為替の動向も主力輸出株に中心に値動きを左右する可能性がある。寄り付き時点で業種別では33業種全面高で、値上がり上位に鉱業、海運、水産、鉄鋼、陸運など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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