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【通貨】あす(9日)の為替相場見通し=120円台の強調展開も

 あすの東京外国為替市場のドル円相場は、今晩のニューヨーク市場や中国・上海市場の動向に左右される面は大きいものの、120円台での堅調な値動きが期待される。予想レンジは1ドル=119円50~120円80銭。この日は、8月中国貿易統計がさえない内容だったこともあり、一時118円80銭まで値を下げる場面があった。ただ、夕方に中国上海市場が上昇に転じるとドル買い・円売りが活発化。一時120円20銭台まで一気に値を上げた。今晩の米国とあすの東京市場では目立った経済指標の発表はなく、一段と株式市場の動向に左右される展開となりそうだ。特に、この日に5日ぶりに反発に転じた上海株式市場が続伸した場合、リスクオフ姿勢の後退からドル買い・円売りが優勢となる展開も予想される。相場が強含みで推移した際は、上値抵抗線となっている120円50銭ラインを抜けることができるかどうかが、ポイントとなりそうだ。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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