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【市況】個別銘柄戦略:中国市場の動向次第では資源関連など注目も


欧州市場の上昇を受けて買い先行の動きとなろうが、その後は中国市場の動向に振らされる展開が想定される。とりわけ、本日は中国の貿易統計発表が予定されるため、中国の景気動向を反映してどのように上海市場が動いていくのか注目されるところ。欧州市場では資源関連などが上昇しているが、東京市場で同様な物色になるとは見込みにくく、引き続き内需株が優位の展開だろう。ただ、一部の中小型成長株には利益確定の圧力が強まってきており、出遅れセクターなどを探る動きが中心となるか。MS&AD<8725>、ファミリーマート<8028>など、M&Aの動きが相次いで伝わっているが、業界再編期待の高まりは限定的と見る。月次好調な電通<4324>や吉野家<9861>、アナリスト高評価の三菱重工<7011>、大東建託<1878>などに個別で注目。

《KS》

 提供:フィスコ

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