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【市況】東京株式(寄り付き)=GDP改定値が市場予想上回り買い先行スタート

 8日の東京株式市場は買いが先行し、寄り付きの日経平均株価は前日比81円高の1万7941円でスタートした。前日の米国株式市場はレーバーデーの祝日で休場だったが、欧州の主要市場が軒並み高ととなったことや、8月の米雇用統計とそれに伴う米利上げの可能性については前日に織り込み済みとなったこと、さらに寄り前に発表された4~6月GDP(国内総生産)改定値は実質で前期比0.3%減、年率換算で1.2%減と速報値(前期比0.4%減、年率換算1.6%減)から上方修正され、市場予想平均の同0.5%減、1.8%減を上回ったことなどから主力株を中心に買いが先行する展開となっている。寄り付き時点で業種別では33業種中21業種が値上がりし、非鉄金属、情報・通信、鉄鋼建設、パルプ・紙などの値上がりが目立ち、一方、証券・商品先物取引、鉱業、海運などが値下がりが目立った。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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