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【通貨】外為サマリー:1ドル119円10銭前後で推移、米雇用統計は決定打にならず

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=119円13銭前後と前週末午後5時時点に比べ9銭のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=133円02銭前後と同16銭のユーロ高・円安で推移している。
 前週末4日に発表された米8月雇用統計は非農業部門雇用者数が前月比17万3000人の増加と市場予想(21万7000人増)を下回った。ただ、失業率は5.1%と市場予想(5.2%)に比べ改善したほか、6~7月分の雇用者数は上方修正された。米利上げ観測では9月利上げの可能性は後退したとみる向きが少なくないが、今回の雇用統計の結果を受けても、依然、決定打とはなっていないとの見方が多い。
 週明けの東京市場では119円台前半での値動きとなっている。今晩は米国がレーバーデーで休場となり、参加者は限られる状態。こうしたなか、この日の中国株式市場動向などを注視する展開となっている。
 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1166ドル前後と前週末に比べ 0.0022ドルのユーロ高・ドル安で推移している。




出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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