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【通貨】NY為替:ドル・円は119円06銭、米8月雇用統計予想下振れもFRBの利上げを支持


4日のニューヨーク外為市場でドル・円は、118円60銭まで急落後、119 円63銭まで急反発したが伸び悩み、119円06銭で引けた。米8月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を下振れたため一時ドル売りが加速。その後、6月、7月分の雇用者数が上方修正され、失業率が2008年3月来の低水準となり、連邦準備理事会(FRB)が完全雇用とする水準を達成。さらに賃金が上昇したことで、依然利上げの軌道にあるとの見方が強まり、ドル買いが再燃した。しかし、一方で株安を嫌気して安全資産としての債券買いが強まったことから、利回り低下に伴うドル売りに結局伸び悩んだ。


ユーロ・ドルは、1.1189ドルへ急伸後、1.1090ドルへ反落し1.1151ドルで引けた。ユーロ・円は、132円97銭から132円24銭へ下落した。


ポンド・ドルは、1.5376ドルへ急伸後、1.5165ドルへ急落。ドル・スイスは、0.9689フランへ急落後、0.9770フランへ上昇した。

《KK》

 提供:フィスコ

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