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2015年09月04日16時34分

【市況】<マ-ケット日報> 2015年9月4日

 4日の市場は日経平均が大幅反落。終値は前日比390円安の1万7792円で、2月10日以来、約7カ月ぶりの安値で取引を終えた。今晩の米雇用統計発表を前に買い手控えられたところに先物への仕掛け的な売りが出て一気に値を崩してしまった。中国リスクへの警戒感が解けずマーケットは売り方の自由度が依然として高い状況が続いている。

 昨日の米国市場はECBの金融緩和拡充期待からダウ平均が小幅に続伸した。ECBは景気認識を下方修正したものの、量的緩和の期限延長を示唆したため欧州株は大幅高へ。流動性期待からダウ平均は一時198ドル高まで買われる場面があった。もっとも、上値では戻り待ちの売りが多く最終的には上げ幅を大きく縮めている。さて、今週に入って戻り一巡から上値切り下げ的な動きを続けている東京市場だが、本日は米雇用統計を控えた週末とあって買い板が薄く、そこに売り方がツケ込む荒れた1日となった。もともと中国情勢が読めず買いを入れにくい状態で、さらに売り方がボラティリティ(変動率)を拡大させてばかりとあってはまともな買い方は参入しづらい。こうした状況では一時的にでも飛んだ安値を示現することもあるため、想定株価レンジをかなり広めに取っておく必要があるだろう。来週は米雇用統計を受けての週で、さらに中国上海市場再開、週末メジャーSQとまだまだ上下に動く材料に事欠かない。日経平均のレンジも下値は1万7000円前後、上値は1万8500円と広めに想定しておきたい。(ストック・データバンク 編集部)

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