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【材料】王将フードが下げ渋る、8月度の直営既存店売上高は1.8%増

 王将フードサービス<9936>が続落。朝方に前日比90円(2.3%)安の3865円まで売り込まれる場面があったものの、下げ渋っている。同社は1日引け後、8月度の月次売上高速報を発表、直営既存店売上高は前年同月比1.8%増となった。
 8月は、猛暑や台風などの厳しい気候条件もあったものの、ぎょうざ倶楽部会員募集の取り組みや餃子のお皿プレゼントキャンペーンを実施したこと、昨年10月の価格改定、食材の国産化推進、日本ラーメンなどのプレミアムメニューやジャストサイズメニューの販売による客単価アップが寄与した。
 ただ、会社側は既存店について、営業時間短縮の影響を踏まえ、より適正な比較を行うため、8月以降はコアの営業時間(10時~23時)の比較を行うとし、そのため2015年8月以降、当期の単月および累計の既存店売上高、客数、客単価は、従来の比較方法とは数値が異なるとしている。
《MK》

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