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【市況】11時時点の日経平均は3日ぶり反発、上海株は下げ幅やや縮める


11時00分現在の日経平均株価は18278.30円(前日比112.61円高)で推移している。1日の欧米株式市場は中国の景気減速が嫌気され大幅に下落、NYダウは469ドル安となった。こうした流れを受けて日経平均は303円安からスタートしたが、中国政府による政策期待を材料にコマツ<6301>、ファナック<6954>などの関連銘柄が切り返したほか、先物の買戻しが進んだことからプラス圏へと浮上した。上海総合指数は4.3%安で取引を開始したが、その後やや下げ幅を縮め、日経平均は再度上げ幅を3ケタに広げている。

個別では、トヨタ自<7203>、みずほ<8411>、東電力<9501>、NTT<9432>、富士重<7270>などが堅調。ファナックやファーストリテ<9983>は3%近い上昇に。また、SKジャパン<7608>、盟和産<7284>、ツムラ<4540>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、三菱UFJ<8306>、ソフトバンクグ<9984>、三井住友<8316>、ソニー<6758>、日立<6501>などが軟調。マツダ<7261>が4%近く下げているほか、日金属<5491>や三井物産<8031>が2%超の下落に。また、大王製紙<3880>、ワタベ<4696>、ファインデック<3649>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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